ドラマ「家族の旅路〜家族を◯された男と◯した男〜」のあらすじとキャスト




2018年2月10日(土)夜11時40分から放送された東海テレビのドラマ「家族の旅路〜家族を◯された男と◯した男〜」第2話。突然に現れた河村札菜に、自分の家族の命を奪い極刑の判決を言い渡され服役している柳瀬光三の再審請求を担当して欲しいと依頼された浅利祐介。初めて拘置所で柳瀬に面会するも、自分の気持ちを冷静に保つ事は出来ませんでした。祐介は果たしてこの先、柳瀬の再審請求に向けて動き出す事になるのでしょうか。第2話のあらすじをまとめてみました。

ドラマ「家族の旅路」のキャストと登場人物

益岡徹(役:浅利孝信)

登場人物

浅利孝信(あさり・たかのぶ)30年前の事件で一人になった祐介を引き取り、温かく見守ってくれる父。鎌倉で大学教授をしている。

 

「家族の旅路〜家族を◯された男と◯した男〜」第2話のあらすじ

浅利との面会が終わり、一人になった柳瀬は涙を流していました。浅利祐介は河村札菜の店に報告に行きます。再審請求する意思があるかどうかを聞くだけで精一杯だったので、札菜の兄の事は何も聞けなかったと伝えると、札菜は、このままでは兄の居場所が聞けないと不満を言います。柳瀬をどう思ったか?と祐介に聞くと「冷静ではいられなかった」と答えます。札菜は「柳瀬は本当は冤罪ではないかと思っている」と祐介に話します。そして元警視庁の松枝警部補から祐介のことを教えて貰い、会いに行ったのだと教えます。松枝が柳瀬に冤罪の可能性があると言ったと伝えると、祐介は取り調べをした張本人なのに?と疑問を持ちます。すると札菜は「会ってみませんか?」と祐介に聞くのです。

養父の孝信と妻の由美子、そして祐介の3人は大富家の墓参りに来ていました。そのあと3人で食事に行こうと誘うのですが、この後約束があると言って祐介は二人と別れます。そのあと札菜と待ち合わせて、松枝の家を訪ねるのでした。

松枝は「あの時の赤ちゃん。ご立派におなりになって」と嬉しそうに挨拶をします。そして河村札菜の行動力には驚くと言いながら「こんなに早くに祐介君と会って、柳瀬との面会にこぎつけるとは」と感心します。祐介は「取り調べで柳瀬は、はっきりと罪を認めたのですか?」と問いかけます。すると松枝は「認めました」と答えます。柳瀬は生まれ故郷の甲府の墓地で身柄を拘束された時点から罪を認めていたと話し、奥さん、ご主人、お父さんの順に切り付けて、3人とも無抵抗だったと供述したと言うのです。祐介は「それなのに裁判では急に無実を訴え始めたんですね」と聞くと「はい。八王子の花木さん宅から戻ったら3人は亡くなっていて、無事だった赤ちゃん二人が激しく泣いていた」と言い出したと言うのです。

祐介は「柳瀬が供述を変えた事をどう思いましたか?」と聞くと「最初は腹が立った。しかし取り調べの時から矛盾点はあった。犯行の順番、現場の状況、特に床に落ちていた血痕からすると、ご主人、奥さん、お父さんの順に 刺した可能性が高い」と言うのです。祐介は「記憶違いでは?」と問いかけると松枝は「裁判が進むにつれ自白こそが虚偽ではなかったのかと思うようになった」と答えるのです。

そして「その原因は凶器の包丁です」と言うのです。祐介は「確か凶器は発見されていないんですよね」と尋ねると、松枝は「取り調べの供述では奥さんから奪った包丁を犯行に使い、逃げる際に川へ投げ捨てたという事だったが、被害者の傷口を調べると、包丁は真新しい物であった可能性が高いとわかった。その上、大富家の刃物は台所に綺麗に揃っていて、1本たりともなくなった形跡はなかった。しかもその事について国選弁護人の津村弁護士が有力な情報を提示した。事件の前日に池袋の刃物店でサングラスをかけた若い男が刃渡り20センチの包丁を購入していたという情報があり、これと同型の物を3人の傷口と照合したところピタリと一致した」と説明します。祐介は「その男が柳瀬であると言う可能性は?」と聞くと「柳瀬はその時間、まだ甲府にいてアリバイがはっきりしている」と言うのです。

すると祐介は「もし柳瀬が無実だったとしたら、なぜ取り調べでは嘘の供述をしたのか?」と疑問をぶつけます。松枝は「現場から逃げたのは確実に疑われると思ったからで、罪を認めたのは自暴自棄になったからだと言っていた」と言うのです。柳瀬は「息子の光男を手放し、自分はガンで先行きに何の希望もない。もうどうにでもなれと思ったんだ」と言っていたと言うのです。

祐介は「都合よく辻褄合わせをしてるとしか思えません」と主張しますが、松枝は冷静に「警察への通報者が出前を頼まれた蕎麦屋だった事は知っていますよね。出前を頼んだのが柳瀬本人だったという事も」と祐介に問いかけます。祐介は「知っています」と告げると「警察なんかに電話なんかしないで黙って逃げればいいはずなのに電話をしたのは、あなたを1秒でも早く見つけ出して欲しかったからなんです」と言うのです。祐介は「私を?」と聞くと松枝は「あの現場にあなた一人を残して置くのが余程忍びなかったんだと思います。子供に対する愛情がひとしお強かった事は確かです。息子の光男の話になると絶対に預け先を言おうとしなかった。言えば犯罪者の息子と言う事が世間に知られてしまう。その事を恐れていたからなんです」と答えます。

それを聞いた祐介は「息子はともかく、私を見つかるように仕向けたのは、ただの罪滅ぼしでしょう。それも身勝手な」と言い放ちます。すると今度は札菜が「身勝手であってもずっと消えなかったんでようね、先生に対する罪の意識は。大富さん一家があんな目にあったのは自分のせいじゃないのか?生き残ったとはいえ祐介君を不幸のどん底へ落とし入れたのは自分なんじゃないのか、そんな風に思ったのではないのか」と言います。

松枝は「そう言う気持ちを津村弁護士がすくい取って説得したそうです。やってもいない罪で本当に極刑になってもいいのかと。柳瀬は我が子の光男君と変わらぬ思いで祐介君にも心を寄せ苦しんでした。そう言うところに柳瀬の人間性を見て、自分も無実の可能性を感じるようになった」と言うのです。「自分は刑事としての捜査力も津村弁護士のような度量もなかった。もし、無実の人間を逮捕し送検してしまったのだとしたら・・そう思うと退職した今も悔やまれてならんのです」と言うのです。

松村の家を出て帰る途中で「警察の人が、まさかあれほどまでに極刑を言い渡された人に思い入れるなんて」と驚く祐介に札菜は「本当は申し訳ないと思っています。酷に決まっていますよね。今更、事件に一から向き合わなければならないなんて。でも、もし犯人が別にいるとしたら、それはもっと酷なことでしょ。柳瀬にとっても、先生やご家族にとっても、きっと自分の母にとっても」と言うのでした。「そこまで考えて僕のところへ?」と尋ねる祐介に、事件があった当時、母はもう柳瀬とは離婚していたが、それでも相当ショックを受けていたと思うと言うのです。それでも事件の事や自分の子供が行方不明になっている事も誰にも話さずに生きてきたのは辛かったんだろうと話します。さらに、再婚して自分が生まれてすぐ、チンピラ同士の喧嘩で自分の父親も亡くなってしまったと言い、花木の家に行った時に言われた、ろくでなしの男と言うのが私の父ですと話します。

そのあと札菜は母親に会いに病院へ行きますが、娘に頼まれた用事と言う嘘を理由に、外出許可を取って出て行ったと言われます。札菜は駆け出しお店へ行くと、母のあかねは、お客とお酒を飲みながらカラオケを歌っていました。札菜は、あかねに説教し病院に戻らせ様とします。しかしあかねは言う事を聞きません。すると札菜は「あなたが亡くなった後、嫌な思いを残して生きたくない」と言うのです。

その夜、祐介は柳瀬の起こした事件の資料を一人で調べ直していました。その日は両親の命日でもありました。家には仕事で泊まりになると連絡を入れます。孝信は由美子を安心させようとしますが、由美子は「ねぇ、あの子何かあったのかしら。なんだか様子がおかしくない?最近のあの子」と言いながら仏壇に並ぶ3人の写真を眺めます。

翌日になり澤田が出勤してきます。祐介は津村弁護士について質問します。柳瀬の件を、日弁連も通さずに一人で活動していたのはなぜか。柳瀬の再審請求は三度とも津村弁護士の個人の力でやっている事。どうして人権擁護委員会に冤罪救済の申し立てをしなかったんでしょうかと澤田に問いかけると「申し立てはしたはずだ。ところが委員会の決定が下りなかった。おそらく救済の要件に満たなかったのだろうがそれでもあきらめなかった。脳溢血で倒れたのは三度目の再審請求が棄却された直後だったはず」と澤田は答えます。祐介は、取り調べをした松枝まで柳瀬は白なんじゃないかと信じている口調だった事を伝えると、よほど魅力のある男らしいなぁ、柳瀬はと澤田が言い、どうする?取り込まれる前に尻尾巻いて逃げ出すか、自分で白黒付けるまで向き合ってみるか、いずれにしても自分で決めるしか無いわな、と言うのです。

その日の夜、祐介はいつも通り孝信と由美子の3人で仲良く夕ご飯を食べ終わると、突然二人に聞いてもらいたい事があると言い出します。「柳瀬光三と会った」と告げるのです。「なんでお前が?」と顔を強張らせて聞く孝信に「弁護士として柳瀬の四度目の再審請求を担当する事になるかもしれない」と話すのです。「なんだって」と驚く孝信と、ショックのあまり思わず手に持っていた皿を落として割ってしまう由美子。祐介は冷静に、これまでの経緯を説明します。しかし由美子は納得出来ず、興奮します。孝信は「犯人は柳瀬しかいない」と言い、由美子は「柳瀬は、この後に及んで怖くなったのだ」と言うのですが、祐介は柳瀬が再審を望んでいるわけではない事を伝え、99パーセント柳瀬が犯人であっても、たとえ1パーセントでも無実の可能性があるとすれば、弁護士として知らん顔する訳にはいかないと言い、さらに「被害者の遺族だからこそ自分が真実を引き出せる気がするんだ」と言うのです。由美子は「柳瀬光三は犯人じゃないって言いたいの?」と聞くと祐介は「犯人かどうか、今はまだわからない。今ある真実は、柳瀬の刑が執行される前に、まだ疑うべき事が残っているってことだけだ」と言うのです。

すると由美子は「あなたにはわからない。何も覚えてないのだから」と叫び、妹の春香から赤ちゃんが生まれた事を聞かされた時、自分達が仕事でニューヨークにいた事を話し、びっくりするくらい綺麗な赤ちゃんよと言われ、ワクワクして会いに行く日を楽しみにしていたのに、ある日に警察から呼ばれて駆けつけるとあなた一人だけだった。3人はめちゃくちゃに切り刻まれて、亡くなっていた事を話し「あなたの目の裏にはあの姿が焼き付いてないから」と言うのです。そして「こんな事をさせる為にあなたを育てて来た訳じゃない。春香達に顔向け出来ないわ、と言って立ち去ります。そのあと由美子はベッドで泣きながら自分が言った事を後悔します。祐介も辛い思いをして来た事をよくわかっていたからでした。何も知らずに育った祐介は一人リビングでテレビを見ていた時、突然ニュースに流れた事件の報道を見て、自分の境遇を知る事になったのです。

ある日、澤田弁護士事務所に亡くなった津村弁護士の妻・佐智子が訪れます。祐介達から連絡を貰った佐智子は、祐介がどんなところで働いているのか見てみたかったと話します。実は佐智子は、横浜で何度か会っていると祐介に話します。「どうして僕に?」と聞くと「津村を通じてある人に浅利祐介君の様子を知りたいから、見て来てくれないか」と頼まれたからだと説明します。「ある人って?」と尋ねる祐介に「柳瀬光三さんです」と答える佐智子。祐介は「何のために」と聞くと「気がかりでならなかったんです。事件現場にたった一人残して来たあなたのことが。急に奈落の底に落とされる様な目に遭ってしまって」と言うのです。「主人は柳瀬は絶対にやっていないと繰り返し言っていました。主人の目を信じているんです、ずっと寄り添って生きて来ましたから」と話します。「なるほど」と呟く澤田。「あなたがお母さんのお姉さん夫婦の養子になったって聞いた時、柳瀬は心底ほっとしていたそうですよ。よかった、よかったって何度も、何度も嚙みしめるように呟いていたんですって」と聞かされるのです。




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