「99.9-刑事専門弁護士¬-SEASONⅡ」第5話のあらすじとキャスト




2018年2月11日(日)夜9時に放送されたTBSドラマ「99.9-刑事専門弁護士­-SEASONⅡ」。尾崎舞子は、弁護士として深山大翔と組むうちに、次第に裁判官時代には見えなかった、検察側のずさんな捜査を目の当たりにすることになります。第5話のあらすじを紹介していきます。

ドラマ「99.9-刑事専門弁護士­-SEASONⅡ」のキャストと登場人物

マギー(役:藤野宏樹)

登場人物

藤野宏樹(ふじの・ひろき)班目法律事務所のパラリーガル。温厚な性格で、様々な癖のある弁護士と組んだ経験がある。溺愛する娘のことになると、仕事がおろそかになってしまう。

 

「99.9-刑事専門弁護士­-SEASONⅡ」第5話のあらすじ

全国裁判官会議に出席していた裁判官の川上憲一郎と遠藤啓介は、最高裁判所の事務総局事務総長・岡田孝範に「官邸が少年法の改正を次の目玉対策にしたいという意向を持っているようだ」と言われ、川上は「その為には世論を動かすような事例が欲しいということですか」と尋ねると、岡田は「川上くん、期待しているよ」と言いその場を去っていくのでした。川上は期待しているという言葉に反応し、自分がまだ若かった頃に上司から同じ言葉を言われて、上司の満足のいくような結果を出せなかったことで、異動させられた日を思い出していました。

ある日、弁護士の志賀誠は、頭と腕と足に包帯を巻き、松葉杖をつきながら、妻の奈津子と一緒に班目法律事務所を訪れます。志賀は少年の弁護を依頼されていたのですが、深山を真似て0.1%の事実を探ろうとしていたら、階段から足を踏み外し、大怪我をしてしまったのです。この怪我は深山のせいだと理屈をこねて、責任を持って自分の代わりに依頼人を弁護するべきだと、訳の分からないことを言いながら今回の依頼を押し付け様とします。志賀に弁護の依頼してきたのは容疑者の母親で、容疑者とされている息子の山崎大輝は17歳の少年でした。被害者の女子高生・工藤久美子はバレエのレッスンの帰り、駅前で男性二人に声を掛けられ、公園でわいせつな行為をされたと話し、久美子の母親が被害届けを出していました。警察は駅前でいつもたむろしている不良グループを連行し、久美子に面通しさせ犯人だと指をさされたのが今回の依頼者の息子でもある山崎とその友人の大江徳弘でした。警察は被害者の証言で、この二人を容疑者として起訴しています。山崎は警察の取り調べで自白を強要され、一度は自白してしまったものの、本当はやっていないと訴えているのでした。物的証拠も目撃証言もないまま裁判は3日後に迫っていました。佐田は志賀の尻拭いなどしたくないと断るのですが、深山大翔と尾崎舞子は志賀が持って来た資料を預かり、すぐに接見に向かうのでした。

その頃、裁判官の川上はその事件の裁判を担当する遠藤に「良い判決しろよ」と意味深な声を掛けていました。一方、容疑者の山崎大輝に接見し、話しを聞いた深山と尾崎は刑事事件専門ルームのパラリーガル、明石達也と藤野宏樹、中塚美穂の3人に頼んで、犯行当日の容疑者と被害者の動きを再現しながら現場の確認をしていました。証言内容には、しばらく犯行現場の公園で被害者と犯人が押し問答していたと言う記述があったので、被害者役の中塚と犯人役の明石、藤野が押し問答を再現していると近くでダンスの練習をしていた若者達が、本当に被害にあっていると勘違いし助けに来るのでした。その若者たちに事情を説明した深山は、彼らがいつも犯行現場の方向にカメラを向けてダンスの映像を撮っている事を知ります。深山は、犯行当日である12月12日火曜日の映像があるか確認しますが、若者たちは月曜日と水曜日と金曜日にしか練習をしないと言うのでした。その頃、尾崎は容疑者の山崎が、犯行当日に行っていたと言う焼肉屋にアリバイの確認をしに行ったのですが、人気店で忙しい店主に2ヶ月前に来たお客さんのことなんて覚えていないと言われてしまいます。特に手がかりの無いまま深山は公判で様子を見るしか無いと言います。

第1回の公判当日、出廷した容疑者の一人で山崎の友人でもある大江は「なんでやってもいないのに自白するんだよ」と山崎に対して怒りをあらわにしていました。深山は揺さぶりをかける為に色々と質問をしますが、検察にうまくかわされて裁判官の心証を悪くします。

その後、再び焼肉屋にいった深山たちは、今度は山崎の証言通りに6名で行き、そのとき着ていたという勤務先の制服を着て、注文するものも同じ特盛ご飯6人前とカルビ2人前、タレを容器ごと下さいと頼みます。すると、店主から「いい加減にしてくださいよ。おたくの会社ではその食べ方流行っているんですか」と尋ねられます。そして、以前にも、この制服を来たお客さんが同じように注文して来た事を思い出した店主は、第2回の公判に証人として出廷する事になります。

店主はあった事実をそのまま話し、その当日容疑者は焼肉屋にいた事が証明されるはずだったのですが、そんな証人に裁判官の遠藤は「100%彼だと断言できますか。あなたの発言でたくさんの人の人生が大きく変わります。慎重に思い出してください。」と明らかに圧力をかけ、証人はそこまで言われると「分からない」と答えてしまいます。尾崎は明らかに不当な圧力であると感じ「ありえない、こんなの」と呟きます。結局この証言は、山崎が犯人ではないという証拠として採用される事はなかったのです。

ある日、帰宅した佐田は、そこに深山と班目と尾崎が来ていることに驚きます。班目は政権が支持率回復のために少年犯罪を厳罰化する法案を通そうと、最高裁の事務総局が加担しているのではないかと話します。絶大な人事権を持つ事務総局に裁判官は顔色を伺うしかなく、なんとしてもこの事件を少年達の犯罪にしたいのではないかと班目は推測していました。その話に興味をもった佐田の娘は父に「彼氏とのデートをキャンセルするから、今度その話を教えて」と佐田に言います。佐田は、彼氏よりも父親が勝ったと思い顔が緩みます。そのこと気を良くした佐田も、山崎の弁護に加わり事務総局と闘う意欲をアピールするのでした。

そして、被害者の久美子の携帯電話の通話記録を探ると犯行時刻直前に誰かと通話していることが判明します。深山は早速その番号に電話し、その相手と会う事にします。男に会って確認すると、被害者の久美子とは出会い系サイトで知り合ったと言うのです。しかも犯行当日、犯行現場とは別の場所で久美子に会っていたと証言するのです。

その後、第3回の公判でその男性が証人として出廷し、そのことを証言した事で一気に風向きが変わります。しかし公判後、川上は機転をきかせ担当検事に「事件は本当にその日に起こったのか」と裁判官の遠藤にも聞こえるように話すのでした。第4回の公判当日、被害者の久美子は、出会い系サイトの男性と会っていたことを認めるのですが、犯行当日の日を12月12日ではなく、12月6日だったと言い出します。そして、裁判官の遠藤は検察の申し出をあっさりと聞き入れ、その場で訴因変更を認めて犯行日は12月6日に変更されたのでした。そのことで、犯行当日に出会い系の男性と会っていたと言う証言は、全く意味の無い事となってしまったのです。尾崎は全く不当な不意打ちだと裁判長に直訴しますが、その事で尾崎は退廷を命じられてしまいます。深山は「そこまでするか」と静かに呟いていました。

深山は、犯行現場近くでダンスの練習をしていた若者たちのことを思い出し、12月6日の映像を入手することに成功します。そこに写っていた映像には、犯行現場に誰も写っていない事が確認され、これで勝てると確信します。しかし、なぜかあれだけ否認していたもう一人の容疑者の大江が、罪を認めて自白したと連絡が入ります。慌てて接見に行った深山ですが、大江から証言を聞き出す内に「その日、雨が降っていたから、目撃者は誰もいなかった」という話しに違和感を覚え、ダンスの映像では雨が降っていなかったのになぜ雨が降っていたと言ったのかが気になり佐田に調べるように頼みます。そして、その日に雨が降った場所は、犯行現場から離れている西府中駅周辺だったことが分かり、大江の目撃証言を探しに皆で向かいます。しかし2ヶ月前のことを覚えている人はおらず、諦めて帰ろうとしてバスに乗っていた時、府中西警察署が出していた、ひったくり犯の特徴を記載した看板を目にします。そのおかげで、なぜ大江が自白したのか分かった深山は、第5回の公判当日に証言台に大江を立たせ、当日雨が降っていたという矛盾点を指摘します。

そして、ひったくり犯の特徴を記載した看板を見せ、その特徴の中にある首筋のタトゥーが、大江の首筋のタトゥーと同じだと指摘します。このひったくりによって被害者が亡くなったことを知った大江は、罪を軽くする為にこの強制わいせつ事件の犯人になろうとしたのではないかと指摘します。大江はひったくり犯ではないと否定するのですが、傍聴席にいた被害者の久美子が、「あの二人に襲われたのは嘘だったのです。お母さんに怒られるのが怖くて。本当のことを言おうと思ったら、検察官に日付を変更するように言われた」と暴露し、そのことでこれ以上少年の犯罪には出来ないと感じた川上は諦めて法廷を後にし、裁判長の遠藤も無罪判決を言い渡すのです。その後のマスコミでは、検察の暴挙を裁判所の良心が食い止めたと言う記事になり、川上も責任を問われずに済みます。

ある日、尾崎は誰かと電話で「くれぐれも弟のことを宜しくお願いします」と話していました。電話の後に考え込んでいる尾崎の姿を偶然に通りかかった深山が見かけるのです。




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